2026/08/21 09:33

「ナチュラルワインとはどのようなワイン?」「一般的なワインと何が違うの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。


ナチュラルワインは、ぶどう本来の個性や土地の特徴を生かすことを重視し、栽培や醸造での人為的な介入を抑えて造られるワインとして知られています。
ただし、「ナチュラルワイン」という名称には、国際的に統一された法的な定義はなく、生産者によって考え方や造り方に幅があります。

この記事では、ナチュラルワインの基本から一般的なワインとの違い、味わい、初心者が選ぶときのポイントまで、入門として知っておきたい内容を分かりやすく解説します。

ナチュラルワインとは?入門でまず知っておきたい基礎

ナチュラルワインは、一般に、ぶどうの栽培からワインの醸造まで自然な環境を尊重し、人為的な介入をできるだけ抑えることを重視して造られるワインを指すことが多い言葉です。
ただし、「ナチュラルワイン」という名称には、国際的に統一された法的な定義はありません。
そのため、どのような栽培や醸造を行っているかはワインによって異なります。

ナチュラルワインに取り入れられることが多い造り方
ぶどうの栽培では、有機農法やビオディナミ農法など、自然環境への配慮を重視した方法が取り入れられることがあります。
醸造では、自然酵母による発酵や、添加物の使用を抑える方法が採用される場合があります。
清澄やろ過を控え、酵母などの成分が残った状態で瓶詰めするワインもあります。

ただし、これらすべてがナチュラルワインに共通するわけではありません。
「ナチュラルワインなら必ず無添加」「必ず無濾過」と考えるのではなく、商品ごとの栽培方法や醸造方法を確認することが大切です。

ナチュラルワインの特徴や造り方についてさらに詳しく知りたい方は、Vin X Cellarの関連記事も参考にしてください。


ナチュラルワインと一般的なワインは何が違う?

ナチュラルワインと一般的なワインの違いを考えるとき、ポイントになるのが栽培や醸造に対する考え方です。

一般的なワインにも、ぶどうの栽培方法や醸造方法にこだわったものがあります。
一方、ナチュラルワインでは、ぶどう本来の個性や土地の特徴を生かすため、醸造での人為的な介入をできるだけ抑える考え方が重視される傾向にあります。

そのため、ナチュラルワインには、果実味や酸味だけでなく、発酵に由来する香りや微発泡、濁りなどが感じられるものもあります。
ただし、味わいや見た目は生産者やぶどう品種、産地、醸造方法などによって異なります。

オーガニックワイン・ビオワインとはどう違う?
ナチュラルワインを調べていると、「オーガニックワイン」「ビオロジック」「ビオディナミ」といった言葉も目にします。

オーガニックワインは、国や地域の基準・認証などに基づき、有機栽培されたぶどうを使用し、ワイン造りについても定められた条件に沿って造られるワインです。
ビオロジックは有機農法に基づく栽培方法を、ビオディナミは独自の考え方に基づく農法を指します。
一方、ナチュラルワインは、ぶどうの栽培だけでなく、醸造における人為的な介入をどの程度抑えるかという考え方も含めて語られることが多い言葉です。

そのため、これらはすべて同じ意味ではありません。
ナチュラルワインを選ぶときは、名称だけで判断せず、栽培方法や醸造方法、生産者の考え方なども確認すると、そのワインの特徴を理解しやすくなります。


ナチュラルワインはどのような味?初心者が知っておきたい特徴

ナチュラルワインの味わいは、生産者やぶどう品種、産地、醸造方法などによって異なります。
そのため「ナチュラルワインは独特な味がする」と一括りにすることはできません。

果実の風味を感じやすいタイプや、酸味が際立つタイプ、発酵に由来するさまざまな香りを感じるタイプなど、さまざまな個性があります。
一般的なワインと同じように、軽やかなものから飲み応えのあるものまで幅があります。

濁りや微発泡が見られるワインもある
ナチュラルワインの中には、液体が少し濁っていたり、口に含んだときに軽い泡を感じたりするものがあります。
濁りは、ろ過や清澄を控えることで、酵母などの成分がワインに残ることによって見られる場合があります。

また、発酵途中で瓶詰めし、瓶内で発酵が続くことで炭酸ガスが生じ、泡を含むワインもあります。
こうした造りの代表的なタイプが「ペット・ナット(Pét-Nat)」です。
ペット・ナットは「Pétillant Naturel」の略称で、自然な発酵による泡を楽しむ発泡性ワインを指します。

ただし、濁りや微発泡があることだけで、ナチュラルワインかどうかや品質を判断できるわけではありません。
見た目や口当たりに違いがあることも、ナチュラルワインの個性のひとつとして知っておくとよいでしょう。

ナチュラルワインの味わいや特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

ナチュラルワインの味わいや飲みやすさについて気になる方は、こちらも参考にしてください。

【ナチュラルワインはまずい?失敗しない選び方を解説】


初心者がナチュラルワインを選ぶ3つのポイント

初めてナチュラルワインを選ぶなら、名前やラベルの印象だけで決めるのではなく、自分の好みに近いものを探してみましょう。

①好きな色やタイプから選ぶ
まずは、赤・白・ロゼなど、普段飲んでいるワインのタイプを手掛かりにすると選びやすくなります。
オレンジワインやスパークリングワインなど、普段とは異なるタイプから探す方法もあります。
ナチュラルワインだからといって、最初から特徴的なワインを選ぶ必要はありません。
好みに合いそうなワインから探してみるのもよいでしょう。

②味わいの説明を確認する
商品ページに記載されている「果実味」「酸味」「軽やか」「しっかりした味わい」などの表現にも注目しましょう。
普段好んで飲んでいるワインの味わいを思い浮かべながら選ぶと、自分に合う1本を探す手掛かりになります。

③生産者や造り方にも注目する
産地やぶどう品種だけでなく、生産者がどのような栽培・醸造を行っているかを確認するのもポイントです。
自然な栽培を重視しているのか、自然酵母を使っているのか、ろ過や清澄を行っているのかなど、造り方を見るとワインの個性をより具体的にイメージできます。

初心者向けの選び方をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

ナチュラルワインを初めて購入するなら?オンラインショップという選択肢

ナチュラルワインを探す方法のひとつが、オンラインショップです。

商品ページで産地やぶどう品種、味わい、生産者、醸造方法などを確認できるため、自分のペースで比較しながら選べます。
初めて購入する場合は、商品説明を読み、分からない用語を確認しながら選ぶとよいでしょう。

※本記事には、運営元が販売するオンラインショップ「Vin X Cellar(ヴァンクロス・セラー)」の紹介が含まれます。

Vin X Cellar(ヴァンクロス・セラー)は、ナチュラルワインを専門に扱うオンライン通販ショップです。
自然の力を尊重した造りに取り組む生産者のワインを取りそろえ、商品ごとに味わいや生産者背景などを紹介しています。
初めてナチュラルワインを購入する方も、商品ページの味わいや生産者情報を確認しながら選べます。


ナチュラルワインを通販で購入するときのポイントを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

ナチュラルワイン入門でよくあるFAQ


Q. ナチュラルワインは初心者でも楽しめますか?
ナチュラルワインには、軽やかな味わいのものから複雑な香りを持つものまでさまざまなタイプがあります。
初心者だから特定のタイプを選ばなければならないという決まりはありません。
普段好んで飲んでいるワインの色や味わいを手掛かりに選ぶとよいでしょう。

Q. ナチュラルワインに酸化防止剤は入っていますか?
ナチュラルワインでも、酸化防止剤として亜硫酸塩が使用される場合があります。
「ナチュラルワイン=酸化防止剤を一切使用していない」とは限りません。
使用の有無や量はワインによって異なるため、気になる場合は商品ラベルや商品ページなどで確認しましょう。

Q. ナチュラルワインは無添加ですか?
ナチュラルワインには明確な法的定義がないため、「無添加」を一律の条件とすることはできません。
添加物の使用を抑えて造られるワインもありますが、すべてのナチュラルワインが無添加とは限りません。
購入時は、個々の商品の表示や生産者情報を確認することが大切です。

Q. ナチュラルワインの保存方法は?
未開封の場合は、一般的なワインと同様に、温度変化が少なく、直射日光を避けた環境で保存することが基本です。
開封後はワインの状態が変化しやすくなるため、できるだけ早めに楽しむことをおすすめします。

保存方法はワインのタイプによっても異なるため、詳しくは以下の記事をご覧ください。

まとめ:ナチュラルワインの基礎を知って自分に合う1本を探そう

ナチュラルワインは、自然な環境やぶどう本来の個性を尊重した造りが重視されるワインです。
ただし、明確な法的定義があるわけではなく、生産者によって栽培方法や醸造方法には違いがあります。

味わいにも幅があるため、「ナチュラルワインはこの味」と決めつけることはできません。
初めて選ぶときは、色や味わい、生産者、造り方などを確認しながら、自分の好みに近い1本を探してみましょう。

Vin X Cellarでは、さまざまな生産者のナチュラルワインを取りそろえています。
商品情報を確認しながら、好みに合うナチュラルワインを探してみてはいかがでしょうか。