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ドメーヌ・ペロ・ロンゴ アルモニ ロゼ AOP コルス・サルテーヌ 2021
¥3,850
コルシカ南部の家族経営のドメーヌ。特筆すべきは一部の葡萄樹が自根であること。 【生産者情報】ドメーヌはコルシカ島南部、フィガリから車で30分ほどのセラッジア村に所在。現当主のカンタン・リシャルム氏は3代目。1965年にカンタン氏の祖父が土地を買って農業を始めたが、当時はワインは自分たちが飲む分だけを造っていた。1994年に父親のピエール氏がドメーヌ元詰を開始。その後2000年からビオディナミ栽培に取り組み始め、2003年にデメテール認証を取得した。24haの葡萄栽培(うち12haは借りている)の他に、牧畜(牛、羊、豚。いずれも食肉用)とオーベルジュを手掛けており、これらもドメーヌの収入源となっている。ピエール氏がビオディナミ栽培に興味を持ったのは、土壌微生物学の世界的な権威であるクロード・ブルギニョン氏の講演を聞いたのが契機だった。「彼はとくにビオロジック栽培を勧めたわけではなかったのだが、農薬や化学肥料を使わない葡萄畑の根の断面を見て驚いた。根が3〜4mの長さにのび、栄養を吸い込んでいる。植物の力はすごいものだと思った」と、ピエール氏。その後すぐにビオディナミ栽培を志向。ビオロジック栽培を経てからビオディナミ栽培に取り組む生産者も少なくないなかで、最初からビオディナミに傾倒した理由について、「有害な何かを使わないというだけではなく、もっとその先をめざすべきだと感じた」と語る。ビオディナミに転換した畑の土は、徐々に微生物の働きが活発になり、調和が取れた状態で雑草が生え始めた。葡萄樹の葉が自然に風を通すようにつきはじめ、病気にかかりにくくなった。その哲学はカンタン氏に受け継がれている。畑は標高約45mと低く、海まで5㎞と近いため、朝晩は海から湿った空気が流れてくる。夏の朝6時の気温が9℃、日中は30℃前後と寒暖差が激しいのも特徴だ。湿った空気は乾燥にあえぐ葡萄に水分を与えてくれるが、涼しい時期は湿気により病気にかかりやすくなる。葡萄樹は環境に合わせて、自ら葉と葉の間隔をあけるように調整しているのだ。ビオディナミ栽培なので、無農薬、無化学肥料栽培であることは前提で、牛糞を牛の角に詰めて土中の微生物の働きを活発にするプレパラシオン500番、光合成を盛んにする水晶の粉末501番、土が乾いた時に使うというイラクサなどの調剤504番、その他カモミールなどのハーブティーを使う。日照量は充分なので、501番の使用頻度は低い。500番は秋〜冬の間に畑に埋めて、春には水牛の角から中身を取り出し、陶器の器に移して、陶器の皿で蓋をし、更に置いて分解させる。畑に撒く際はダイナマイザーで40Lの水に120gの500番を加え、左右に20分間づつ回して混ぜる。それを1haの畑に散布する。鋤入れはしない。理由は雑草を残すことで生存競争が生じ、葡萄樹の根が地中深く伸びるのと雨で土が流れてしまうのを防ぐため。12〜3月に羊を畑に離して雑草を食べさせ除草する。糞は自然な肥料となる。(これら羊は食用として出荷される)。現在は温暖化の影響もあり、乾燥地帯のコルシカ島ではブドウの生育期間中ほぼ雨が降らない。あまりにも乾燥しすぎると葡萄の生育が止まってしまうので、収穫後から冬にかけて灌漑をする。葡萄品種はニエルチオ、シャカレロ、ヴェルメンティーヌなど。地場品種で造りたいという考えから90年代以降に新たに植樹したり、祖父が植えた国際品種に地場品種を接ぎ木した葡萄が多い。特筆すべき点は、一部の区画の葡萄樹は自根であることだ。枝を1本長く伸ばして、それを地面に植える。埋めた枝から根が生え、1本の樹として育つと今度は枝を切り離す。一般的にはMarccotage /マルコタージュ、葡萄の樹に対してはProvinage/プロヴィナージュと呼ばれる方法で、接ぎ木はしないので自根となる。基本的に自根はINAOの法律で禁止されているのだが、マルコタージュの場合は認められる。2009年に畑で自然発火の山火事があり、全体の8〜9%が燃えてしまったのだが、ピエール氏はこの火事を契機にマルコタージュを始め、現在では全体の2〜3%が自根の樹となっている。「接ぎ木した葡萄樹よりも病気に強く、親樹から直接養分を吸収するので果実が早くつく。」のだそう。フィロキセラの懸念に関しては、土壌がコルシカ島南部に典型的なアレンヌ・グラニティックと呼ばれる風化した花崗岩土壌なので、砂状にさらさらと細かくなっており、フィロキセラは生息していない(砂によって背中が傷つくので、砂地では生きられない)。剪定は冬季のみ。「葉が出始めてからの剪定は絶対にしない。紐の間に入れると、適当な高さでからみつく」。収量を落とすためのグリーン・ハーベストも必要としない。肥料を散布していないので、収量は自然に落ちる。 【商品説明】ビオディナミ農法を実施。醸造については、3〜4時間の浸漬後、直接圧搾法で醸す。四角形のセメントタンクによる醗酵。ステンレスタンクは味わいが冷たくなるので使用しない。 【コメント】イチゴ、黄桃、ハーブ、レモンピール等のアロマ。繊細な塩味を帯びたミネラル間を感じる。爽快な味わい。 ◆生産年:2021 ◆種類:ロゼワイン ◆生産者:ドメーヌ・ペロ・ロンゴ ◆生産地:フランス、コルス ◆葡萄品種:シャカレロ ◆アルコール度数:13.5% ◆容量:750ml ◆キャップ:コルク仕様
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ル・プティ・ルビエ ロゼ IGP エロー 2021
¥1,870
ドメーヌはOlivier Azan/オリヴィエ・アザン氏と妻のFloriane/フロリエンヌ氏によって、モンペリエから15kmのピネ村に1981年に設立された。このアペラシオンでは唯一のオーガニック認証を取得する生産者。協同組合が多いこの地域でビオロジック農法を実施するのは並大抵の努力ではないが、アザン氏は創業者ならではの信念の強さを備えている。畑は海に近く、生育に必要な水分を海風から摂取するため、味わいに塩っぽさを感じる。海に近い産地ならではのおだやかなバランスがあり、質感が固くないこと。石灰質土壌と比較的軽い土ゆえに、軽やかでいてしっかりしたミネラル感があること。乾燥しているため、味わいに凝縮度があることが特徴である。土壌は粘土石灰質だが、石灰が多くて砂に近い感触。収穫は早朝に一気に収穫して酸化を防ぐ為に機械にて。その後、白とロゼは香りに複雑さを出す為にブドウの温度を1℃くらいまで下げて1週間置く。垂直プレス機にて圧搾、先に軽くフィルターをかけて、ステンレスタンクもしくはファイバータンクにて14〜16℃で約15日間の醗酵。6ヶ月間のタンク内熟成。SO2は瓶詰め時に少量添加。 ◆生産年:2021年 ◆種類:ロゼワイン ◆生産者:ドメーヌ・ド・プティ・ルビエ ◆生産地:フランス、ラングドック ◆葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン シラー ◆アルコール度数:13.% ◆容量:750ml ◆キャップ:コルク
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ピノー・ドニス ロゼ レ・ペロンヌ 2023
¥4,070
ドメーヌはロワール地方シェール川の右岸Th?s?e/テゼ村にあり、AOP Touraine , Touraine Chenonceau , Cremant de Loireを造っている。オーナーはSimon Tardieux/シモン・タルデュー氏。独特なテロワールが注目され2011年にAOP認定となったTouraine Chenonceauはシレックスと粘土が混じる土壌で、現在27の村でこのAOPが認められている。22生産者が造っており、ドメーヌ・タルデュー・ガルは2016年にそれに加わった。シェール川が見えることと、ソーヴィニヨンブランの場合は収量が60hl/ha以下であること、畑が斜面にあることなど、諸条件を満たしている必要がある。このドメーヌのように右岸に畑がある場合、表土から20㎝は水が溜まりにくく温まりやすい軽い土でブドウの根が下に伸びやすい。20〜28㎝のところもやわらかい土で、シレックスと多くの小石を含んでいる。さらにその下は粘土が増え砂の割合が減る。全体的には粘土が多く、シレックスを多く含む土であるとはいえ、力強くボディのしっかりしたワインが出来る。AOP Touraine Chenonceauの名前の由来は「有名なシュノンソー城を臨める畑のみがAOPに認定される」とシモン氏は言う。所有する畑はトータルで15ha。その内訳は、7.5haソーヴィニヨンブラン、3haガメイ、2ha コ(コット=マルベック)、1ha ピノドニス、1haカベルネフラン、 0.5ha クレマン用のシャルドネとなる。前オーナーで現役を引退したアラン・クルトー氏の父親が70年代からこの土地で農業に取り組み、アスパラガスや果物などを栽培していた。現在のブドウ畑は丘陵の上に広がっている。霜害の懸念がある斜面下の部分の川のそばには畑はない。 シモン氏は10代のころからワイン造りに興味を持っており、トゥーレーヌのDomaine Clos Roche Blanche/ドメーヌ・クロ・ロッシュ・ブランシュなどで経験を積む。同時に障害者介護の仕事にも興味を持っており、将来はどちらの仕事に従事するか決めかねていたが、大学卒業後ソーシャル・ワーカーとして務め始めた。しかしワイン造りに対する情熱は冷めることなく結局2006年にテゼ村に戻り、ブドウ栽培を始めていたアラン氏のところでスタージュ(インターンシップ)として働く事に。2009年には出資をして、アラン氏と共同でドメーヌ・クルトー・タルデューを経営することとなった。2014年には最新のカーヴを建設。新たにガル氏がチームに加わり、2020年にアラン氏が引退後ドメーヌ・タルデュー・ガルとしてスタート。栽培はビオロジック農法ですべてのキュヴェでエコセール認証を所得済み。醸造に際しては樽を使わず、グラスファイバー製のタンクを用いている。収穫はすべて手摘み、自然酵母発酵、フィルターはごく粗く、SO2の量も最小限に抑えている。 ◆生産年:2023年 ◆種類:ロゼワイン ◆生産者:ドメーヌ・シモン・タルデュ? ◆生産地:フランス、ロワール ◆葡萄品種:ピノードニス ◆アルコール度数:12.5% ◆容量:750ml ◆キャップ:コルク
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コトー・ド・シャンリット ピノ・グリ 2022
¥9,900
メゾン・フランソワ・ド・ニコライは、シャンパーニュ・モエ・エ・シャンドン社の親戚にあたる、ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアイユの長男、フランソワ・ド・ニコライ氏(2001 年よりシャンドン・ド・ブイリアユ当主)が2000 年初頭に設立したメゾン。友人から「サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・ヴェルジュレス( Savigny les Beaune 1er cru LesVergelesses)」の2ha ほどの小さな区画を借りてくれないかと持ちかけられ、ドメーヌとは別に自分の理想のワインを追求する良い機会と捉え、5樽程からスタート。その後、除々にアペラシオンを広げていき現在は12アペラシオンを生産している。ビオロジックまたはビオディナミで栽培された葡萄から、添加物を一切使用せず、人工的な干渉を一切行わずにワイン造りを実現。90 年代から取り組んでいるビオロジック、さらにはビオディナミといった栽培法の効果を確認している。いわば「実験的な」メゾンであり、ここでの技術や経験は、現在デメターの認証を受けている自身のドメーヌ「シャンドン・ド・ブリアイユ」にも活かされている。自然なワインとは「夢見がちな醸造家によってつくられる風変りなワイン」ではなく、しっかりとした焦点の定まっているワインであると考え、栽培醸造管理を慎重にそして丁寧に行うことでそれを実現している。買付ける葡萄、果汁、またはワイン(アルコール発酵後)はすべてビオロジック、またはビオディナミ、またはビオロジックに転換中の畑から。醸造は、Savigny-L?s-Beaune にある古いシャンドンのカーヴにて醸造。ブドウや果汁が最高の品質であった際は、よりピュアなワイン造りを行うため、SO2 など基本的に一切無添加で醸造を行う。ワインの1つのスタイルとして、醸造時におけるSO2無添加のワインを仕込みたい場合、健全でバランスのとれたブドウを収穫・使用することが必要最小限の条件となる。元来SO2添加の目的はワインを酸化から守ること。よってSO2を使用しないことで、ワインが醸造の過程で酸化に傾く危険性が高まるため、人為的な介入を出来るだけ避け、醸造時に発生するCO2を出来るだけ逃がないような醸造法が必要となる。そしてまた異常なバクテリアの繁殖を抑えることにあるが、健全でバランスのとれた葡萄を衛生管理が行き届いたセラーで醸造する事で、SO2を使用せずも異常なバクテリアの繁殖を抑制することが可能となる。また頻繁にワインの状態を確認する必要もある。地道な努力が必要となる醸造法である。瓶詰め直前に、ワインの持つ素質をできる限りそのまま保つために、無清澄、空気との接触を抑え澱引き。そのため若干の細やかな澱が発生するが、それは品質の証でもある。瓶詰め後12〜14度のセラーで保存し出荷。 ◆生産年:2022年 ◆種類:ロゼワイン ◆生産者:メゾン・フランソワ・ド・ニコライ ◆生産地:フランス、ブルゴーニュ ◆葡萄品種:ピノグリ ◆アルコール度数:12.% ◆容量:750ml ◆キャップ:コルク
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ドメーヌ・グラナイオーロ キュヴェ モニカ ロゼ 2023
¥4,620
**「ドメーヌ・グラナイオーロ キュヴェ モニカ ロゼ 2023」**は、コルシカ島ポルト・ヴェッキオ地区の有機栽培ブドウから造られるロゼ。サーモンピンクの色調が美しく、ストロベリーやラズベリーなど赤系果実の香りに、メロンやスパイスのニュアンスが重なります。フレッシュな酸と豊かなミネラル感が心地よく、果実味とバランスのとれた飲み口。食前酒としてはもちろん、魚介料理やサラダ、軽やかな肉料理とも好相性です。

