2026/02/27 10:15
ナチュラルワインに興味がある方の中には、ナチュラルワインイベントの最新情報を知りたいという方もいるでしょう。
背景には、単にワインを購入するだけでなく、生産者の話を聞きながら味わいたいという関心の高まりがあります。
2025年は都市部を中心に試飲イベントが複数開催され、ナチュラルワインの認知はさらに広がった傾向が見られます。
そうした流れを受け、2026年の開催情報にも注目が集まりつつあります。
本記事では、2025年のイベント傾向を整理しつつ、2026年に開催が見込まれるナチュラルワインイベントの動向を解説します。
さらに、イベント体験を自宅で継続して楽しむ方法までご紹介します。
ナチュラルワインイベントとは?基礎知識を整理
ナチュラルワインイベントとは、自然な農法や醸造方法で造られたワインを中心に紹介する催しを指します。
一般的なワインフェスとは雰囲気がやや異なり、生産背景や造り手の哲学に触れられる場である点が特徴です。
ナチュラルワインイベントの主な形式
◆生産者来日試飲会
海外の生産者が参加し、直接説明を聞きながらテイスティングできる形式です。
栽培方法やヴィンテージの違いについて具体的に知る機会になります。
◆インポーター主催の合同試飲会
複数の生産者のワインを一度に試せるイベントです。
比較試飲がしやすく、ナチュラルワインのスタイルの幅を体感できます。
◆フェス形式の屋外イベント
音楽やフードとともに楽しめる開放的な催しも増えています。
初心者でも参加しやすい点が魅力です。
◆レストラン連動型イベント
飲食店と連動し、料理とのペアリングを体験できる形式も見られます。
実際の食事シーンを想定しながら味わえます。
一般的なワインフェスとの違い
ナチュラルワインイベントは、規模が比較的コンパクトな場合が多く、造り手との距離が近い傾向があります。
また、農法や発酵方法といった背景情報への関心が高い来場者が集まる点も特徴のひとつです。
そのため、ナチュラルワインの「味わい」だけでなく「ストーリー」まで含めて理解したい方に向いているイベントといえます。

2025年に話題となったナチュラルワインイベントの傾向
「ナチュラル ワイン イベント 2025」と検索すると、試飲会やフェス形式の催しが数多く見つかります。
2025年は開催数そのものが増えたというよりも、内容の多様化が進んだ年といえそうです。
都市部を中心に広がる試飲イベント
東京や大阪などの都市部では、インポーター主催の合同試飲会や、生産者来日イベントが複数開催されました。
事前予約制や時間入れ替え制を採用するケースが一般的となり、落ち着いてテイスティングできる環境が整えられています。
参加者の層も広がり、ワイン業界関係者だけでなく、一般のワイン愛好家が参加できるイベントも増加しました。
初心者向けの解説付きセッションを設けるなど、間口を広げる工夫も見られます。
地方開催イベントの増加
2025年は地方都市での開催も目立ちました。
地元レストランやワインバーと連携し、小規模ながら継続的に開催する動きが広がっています。
こうしたイベントは、生産者やインポーターと地域の飲食店を結ぶ役割も担います。
ナチュラルワインが都市部だけのトレンドではなく、全国へと広がっていることがうかがえます。
チケット制・事前予約制の定着
多くのイベントでチケット制が導入されました。
混雑緩和や品質管理の観点から、事前申込が基本となっています。
その結果、参加者は目的を持って訪れる傾向が強まりました。
気になる生産者や品種を事前に調べてから参加する人も増えています。
こうした流れを踏まえると、2026年のナチュラルワインイベントも「体験の質」を重視した内容になる可能性が高いと考えられます。
2026年開催予定・注目のナチュラルワインイベント情報
ナチュラルワインのコミュニティは国内外で広がりを見せています。
2025年のイベント動向を踏まえつつ、2026年に確定している注目イベントをご紹介します。
現時点で発表されている情報を基に、イベント内容や開催概要を整理しました。
◆RAW WINE TOKYO 2026
『RAW WINE TOKYO 2026』は、世界的なナチュラルワイン見本市の東京開催版として予定されているイベントです。
世界各地で開催されている「RAW WINE」シリーズの一環で、東京での開催は3回目となります。
2026年5月10日(日)・11日(月)の2日間、東京都大田区の東京流通センターで開かれることが発表されています。
このイベントの特徴は、数十のワイナリーが出展し、来場者が自由にテイスティングできる点です。
生産者と直接対話できる機会や、造り手や専門家によるナチュラルワインに関するセミナー、ワインと相性の良いフードコンテンツなども企画されています。
世界各地の造り手の哲学やワイン造りの背景に触れられる場として知られ、幅広い層の参加が想定されています。
◆Della Bouteille 2026|名古屋のナチュラルワインフェスティバル
『Della Bouteille 2026』は、名古屋で開催予定のナチュラルワインイベントとして情報が出ています。
イベント名はイタリア語と名古屋弁を掛け合わせた造語で、ナチュラルワインのボトルを多く集めた催しをイメージしたものです。
生産者やインポーター、飲食店が参加し、全国から集まったナチュラルワインを味わいながら話を聞く機会として企画されています。
この形式のイベントは、地域に根差したワインコミュニティ形成を目的としており、参加者がナチュラルワインの背景やスタイルを体験できる場となる予定です。
詳細な開催情報やタイムスケジュール、参加方法は主催者からの案内を確認するとよいでしょう。
これらの催しは、いずれもナチュラルワインを体験し、造り手と直接交流できる機会を提供するものです。
『RAW WINE TOKYO 2026』は東京という都市型イベントとして情報発信力が高い一方、『Della Bouteille 2026』は地域コミュニティとの関係性を重視した形式として注目されます。
ナチュラルワインイベントは、単にワインを味わうだけではなく、背景にある農法や風土、造り手の想いを感じながら楽しめる機会として広がっています。
2026年もこうした体験型イベントが多様な形で開催されることが見込まれます。
ナチュラルワインイベントを楽しむための準備ポイント
ナチュラルワインイベントは自由度が高い一方で、事前準備によって満足度が大きく変わる場合があります。
2025年の傾向を見ると、チケット制や時間指定制が一般的となっているため、早めの情報収集が重要です。
事前チケットの確認とスケジュール調整
人気イベントは早期に完売する場合があります。
公式サイトや主催者のSNSを定期的に確認し、販売開始日を把握しておくと安心です。
入場時間が区切られているケースでは、滞在可能時間も事前に確認しておきましょう。
テイスティングの回り方を考える
出展数が多いイベントでは、事前に気になる生産者や産地を調べておくと効率的です。
全てを飲もうとするよりも、テーマを決めて回る方が理解が深まることもあります。
例えば「ロワールの白」「オレンジワイン中心」など、軸を決めると比較しやすくなります。
持ち物と当日の心構え
小さなメモ帳やスマートフォンのメモ機能も役立ちます。
気になった銘柄や品種を書き留めておくと、後で振り返りやすくなります。
会場によってはボトル購入や配送受付を行う場合もあるため、支払い方法も確認しておくとよいでしょう。
体調に気を付けながら、水分補給を意識し、無理のないペースで楽しみましょう。
イベント後も楽しむ方法|自宅で広げるナチュラルワイン体験
ナチュラルワインイベントは、あくまで入り口のひとつです。
会場で印象に残った味わいを、自宅でゆっくり再確認することで理解はより深まりやすくなります。
イベントでは限られた時間の中で試飲するため、香りや余韻をじっくり味わうのは難しい場合があります。
イベント会場でメモした産地やブドウ品種を手がかりに、近いスタイルのワインを探してみるのもナチュラルワインを楽しむひとつの方法です。
料理と合わせながらゆっくりと向き合うことで、酸味や質感、余韻の違いに気づきやすくなる場合もあります。
オンラインショップを活用すれば、イベントで興味を持ったスタイルに近いワインを探すことが可能です。
ナチュラルワインに特化したオンラインショップ「Vin X Cellar(ヴァンクロス・セラー)」では、畑や生産者の思想がワインに反映されている銘柄を中心に取り扱っています。
ナチュラルワインを継続して楽しむ手段のひとつとして、オンラインショップを活用するのもよいでしょう。
まとめ:2026年のナチュラルワインイベントに向けて
ナチュラルワインイベントを探している方にとって、2026年はさらに選択肢が広がる1年になりそうです。
『RAW WINE TOKYO 2026』や『Della Bouteille 2026』といった確定イベントをはじめ、多様な形式の催しが予定されています。
ナチュラルワインイベントは、造り手やインポーターの考えに触れられる貴重な機会です。
そして、その体験を日常につなげることで、ナチュラルワインの魅力はより身近になります。
今後の開催情報を確認しながら、自分に合ったイベントを選び、気になった1本を自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
継続して味わうことが、ナチュラルワインを深く知る第一歩となります。

